乗るはずだったバスに乗らないと・・・
「バスを一台乗り遅れることで、全く違う体験が待っているということ。人生とは、人の出会いとはつきつめればそういうことなのだろうが、旅はその姿をはっきりと見せてくれた」
星野道夫さんの言葉です。
ラオス、ビエンチャンで、日本で一度しか会ったことがなかった方からパクセーに住んでいるラオス人を紹介していただきました。
そして、ビエンチャンではあるカフェを紹介していただきました。
昨日は、午前中にビアラオ工場に自転車で走り、そのカフェが週末しかやっていないことを月曜の朝に知り、カフェのフェイスブックページにメッセージを送ってみると、どうやら夕方までなら時間があり会えるかもということになり、30分でも会えたらいいなと思ってカフェに行きました。
たまたま共通の友人がいたこともあって、会うことができました。
もう一度会いたいと思い、これまで日本から持ち歩いていた浴衣をそろそろ誰かに託したいと思い、カフェであった吉岡さんに渡すことにしました。
朝ゴハンまで用意して待っていてくれ、午前中もいろんな話をしているうちに、「もしよかったらカフェの上の部屋が今月まで空いているので、使いますか?」となんとも嬉しい展開になりました。
ほんとは今日の午前中のバスでバンビエンという別の街に移動するはずだったのですが、それをやめて、ゲストハウスをチェックアウトしました。
行くはずだったバスをやめると、まったく別の体験が待っているというのは、まさにその通り。
もし、週末の営業時間にお店に行っていたらきっとこんなにゆっくりと話せなかったと思うし、たまたま共通の友人がいたことで、休みに関わらず会えるチャンスが生まれたこと、ラッキーだなと思います。
カルマキッチンのギフト経済の話や、人が集まるしくみや、対話の場づくり、キャンプの時の焚き火ダイアログなどいろんな話をしているうちに、ラオスでも対話の場を持ちましょうと。
さっそく、今週の夜にカフェでダイアログも開催が決まりました。
いやはや、旅はおもしろいです。
最近、旅に疲れてきたなーと思っていたのですが、人との出会いはやはりわくわくしますね。
写真は、パクセーの近く、チャムパサックにある遺跡の階段で。
遺跡と木が入り混じっています。