一瞬遅くなく、一瞬早くなく

「必要な人には、出逢えるようになっている。
一瞬遅くなく、一瞬早くなく」

僕の好きな言葉です。
出逢うべき人、必要な人とは、約束もしなくても、たまたま、偶然、ピンポイントでお互いのタイミングがドンピシャであって会えたりするものだと、そんなことを感じています。

昨日も、予定が空くはずだった2時間に、たまたまカフェでひろに会い、今日の午後もこの時間だけ空いているって言う時間に海君に会い、この時間しかないって言うところに、おもしろいようにパズルのピースがはまるように、誰かが訪れるのです。

関西にいた時も、この後、暇ですか？と予定を聞いた前の会社の上司のなおこさんと、偶然時間と場所があって会えることになり（もっと事前に言いなさい、怒られましたが笑）、日本に帰ってきたわずかな時間にも関わらず、世界一周中のけいちゃんに会えたり、ポンタさんの授業に参加できたり、このタイミングで必要なメッセージやご縁が紡がれているような感覚になります。

欲張りな自分は、人と会うことで、さみしさを紛らわせたり、自分が誰かの役に立っているという感覚がほしいために、無理をしている時もありました。
それをしていると、忙しいし、充実感もあるのですが、どこか疲れてしまって、人と会っている時と、会っていない時のギャップが大きかったのですが、なんだか今回はそういう疲れがほとんどなくて、目の前の人と、その時間を感じられるように思います。

東京に来てからも、ほんとタイミングだなーと思える出来事がどんどん起こり、いい感じでまわっています。
京都で瞑想の時間を持てたおかげで、自分とつながってというか、自分の中に静けさを感じながら、東京にいられるような感覚があります。

東京に来て、久しぶりに会う人、以前コーチングのクライアントだった方からも声をかけてもらって、単発でコーチングをしたり、いつもはSkypeでやっているコーチングも、対面だとまたパワフルに変化が起きてきて、その時間も充実しました。

きっとこのタイミングで会える人とは、何か意味があるのかもしれないし、何もないのかもしれませんが、ひとりひとりその共にいる時間を感じながら過ごしたいと思います。

前回、日本を出発する時は、旅にでたら、何があるかわからないから、これが今生の別れか、なんて思いながら勝手に深刻になっていましたが（笑）、今はもう少し軽やかに、ここで会えたことにただ感謝を持ちながら、出会いを楽しんでいるように思います。
たまに、人生の物語を交換するような静かで、豊かな時間を体験すると、何かその人とも出逢い直すような感覚を感じます。
離れている時間もまた、お互いの人生はいろんなことが起きていて、それがまたたまたまここに交差して話ができること、嬉しいなと思います。

会える時は会えるし、会えない時は「機が熟してない」んだなと勝手に解釈していますが、たまたま会えることを楽しみにしています。

23日の午後に、対話をする場をつくろうかと、ふと思いついてはいるのですが、場所をまだ探していないので、もし場所が見つかったら、またその場に集う人を募集したいと思います。