食卓を囲む

みんなで暮らしたらいいと思う。

日本に帰ってきて、シェアハウスでごはんを食べたり、いろんな人にお世話になっているのですが、誰かと食卓を囲むというのは、とても幸せだなと思います。
手づくりで、あったかいごはんを、みんなで食べることって、すごくシンプルにしあわせなことだなと。

どこかで頭の中に、自立しないといけない、自分で生きていけるように稼がないとだめだ、老後の為に仕事は辞められない、子育てするために保育園やいろんな民間のサービスを利用して、なんとかしないと。。。

海外を旅をしていて、今回は特にアジアの国でしたが、いろんな場所で、誰かとごはんを食べているときと一人でごはんを食べているときで喜びが違いました。
もちろん、一人で食べていても嬉しい時、美味しさを感じる時ももちろんあるのですが、みんなでわいわい食べている時の思い出の方が記憶に残っています。
日本に帰ってきて、いろんな人に会いながら、ごはんを食べているとき、美味しい日本食を食べ、美味しいねっていいながら、食卓を囲んでいるとき、しあわせってこういうことだなーと思ったりします。

そのみんなというのは、家族かもしれないし、友達かもしれないし、恋人かもしれないし、たまたま同じお店に居合わせた地域の人かもしれないし、数人から十数人の顔の見える仲間なのかもしれません。

自立するという言葉は、どこか一人で何でもしなくちゃいけないと思いがちですが、「おたがいさま」で頼ったり、助け合ったりする関係性があると、生きてくのは随分楽だなと思います。

ある原住民の言葉にこんな言葉を聞いたことがあります。

早くいきたければひとりでいけ。
遠くにいきたければ、みんなでいけ。

一人が楽という、感覚もあるし、自由もあります。
誰かと暮らすことは、めんどくさくもあり、多少の制限もあります。
喜びから、誰かとの暮らしを選択するということも、これからの生き方、暮らし方だなと思います。

今、独身な人も、結婚していても、子育てしていても、車いすであっても、親の介護が必要な人も、いろんな人が共に暮らせる場所、そんなところをいつか作ってみたいなとも思います。

家族じゃないけど、他人でもない。
ずっと一緒かわからないけど、共に生きてみようと思う。
そんなゆるさで誰かと暮らすことも、僕らは選択できるのではと思っている一時帰国中の最近です。

写真は、神戸のとあるカフェで食べたモーニング。
あんこバタートーストが最高でした。ポテサラ付き。