旅するコーチのblog

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ゲシュタルトの祈り

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あけましておめでとうございます。
新年の挨拶に代えて、ひとつの詩を。

 

 

ゲシュタルトの祈り


私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
(I do my thing, and you do your thing. )


私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
(I am not in this world to live up to your expectations, )


そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
(And you are not in this world to live up to mine. )


私は私。あなたはあなた。
(You are you, and I am I)


もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
(, and if by the chance we find each other, it’s beautiful. )


たとえ出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。
(If not, it can’t be helped. )

 

ユダヤ人の精神科医、フレデリック・パールズがよんだ詩です。

 

僕は僕自身をこの一年も生きるし、
あなたはあなた自身の人生を生きる。
お互いの人生が交差する喜びと、お互いの人生が別れをつくることもまた意味があること。
別れることから、出会いが生まれ、
完了することから、新たな創造が生まれる。

おわりは、はじまりで、はじまりはいつかおわる。

生きることを諦めたくなるような絶望から、生きることそのものに歓喜するような希望も抱く。

互いの人生がまた交わるなら、それもまた喜びだし、そうでないなら、それもまたよし。

ただ、奇跡のように起こるこの瞬間を生きる。

 

写真は、タイのクラビで見た、2015年一番の夕焼け。