決めつけはほどほどに

人にも街にもいろんな顔

街にはいろんな顔があります。人と同じように。

2回目のリマ。
スペインから到着したばかりの時、南米は治安がよくないよと聞かされ、ビビリにビビってリマは危ないところだと思い込んでいました。
ゲストハウスが治安の悪いところにあったこともあって、夜少しでも暗くなってから帰るときは、いつ襲われるんだろうとかなーり神経質になってました。
スペインで置き引きにあって、ペルーでさらに襲われたらシャレにならないとかなり敏感で警戒していました。
ワカチナ砂漠やマチュピチュを見て、日本からのクレジットカードを受け取りにリマに戻ったのですが、二度目のリマはとっても楽しかったです。

ついリマは危ないところ。と一般化して考えがちですが、リマにも治安の良くないところもあれば、比較的安全なところもあります。

セントロや川を越えたスラムが広がる地域は確かに道路も汚いし、直感的に怖さを感じる場所ですが、新市街のミラフローレスはキレイで穏やかな空気でした。
海岸沿いの遊歩道もとても気持ちよく芝生と空と海がとても心地よい空間です。

おしゃれなカフェも、レストランもほどよいアート作品も街なかにあって、乗り物も慣れればいろんな場所に行くこともできてなかなか居心地の良さげな場所でした。

見えているのは表面か本質か。

ついつい街や人、いろんなものに対して、第一印象から決めつけをしてしまいがちですが、そんなことはなくて、自分が表面しか見ていなかった、もしくはそういう面だけを見ていたに過ぎないんだなと思います。

もちろん旅の中で用心することは大切ですが、決めつけはほどほどに、街のいろんな部分を見てみたいと思います。

パスポートも、再発行したし、クレジットカードも戻ったので、旅再開です。
お世話になった皆様、ありがとうございます。

今は、アレキパ。これからプーノ、ラパス、ウユニと移動します。
パタゴニアの空がいいよって聞いたので、空を見にアルゼンチンにも行ってきます。