チチカカ湖の蒼い空
標高3800メートル。富士山の頂上よりも高いところにある湖を知っていますか?
チチカカ湖。
湖の6割がペルー、4割がボリビア。とっても広い海のような湖です。
空が近くて、雲がくっきりと見えて、ほんとに綺麗な場所です。
ウロス島という島々は、トトラという葦を重ねて浮島を作り、家や展望台、祭りの装飾まで様々なものを葦を使って巧みに生活しています。
植物の葦で島ができてしまうんです。驚きです。
水が漏れたり、痛むことが前提なので常にメンテナンスをしながら生活をしているそうです。
今では島にソーラーパネルも設置され、島の中でエネルギーもつくり循環してるのだそう。
新鮮なトトラは茎の白い部分を皮を剥いて食べ、しまを作り、乾燥したトトラは火を燃やす燃料にもなるのだそうです。
夜行バスで朝4時にプーノに着いて、雨が降っていたから滞在せずにラパスまで行っちゃおうかと思ってましたが、一泊して正解でした。
こんなに蒼い空は久しぶりでチベットを思い出しました。
暮らす人も真っ黒に日焼けして、皺が深く、チベットに暮らす人に似ている気がします。
蒼い空に白い雲、地球が与えてくれる自然の恵みで生活する人たちは、どこか謙虚なやさしい顔をしていました。