旅するコーチのblog

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温かいブリオッシュとラテマキアート

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朝6:30ミラノの朝はまだ暗い。
4時に起きて、5時前に出発。

トラムに乗ってバスターミナルに行くはずが、トラムでどこで降りるか、どうやってそのバス停についたのを知るのかもわからない状態でトラムに乗ってしまった。
ドキドキしながらアナウンスの声に全神経を集中し、lottoっという発音が聞こえて、降りることに。

朝のトラムは黒人と白人が別れて座っていてなんだか静かな空気だった。
lottoで降りたあとにバスを乗り換えるって言うことだけは知っていたけど、どのバスに乗り換えるのかメモをし忘れ、wifiもないので調べられないから、近くのイタリア人に聞く。
イタリア語しかわからない上にそのバス停までの行き方も知らないらしい。
別のおにーちゃんが教えてくれる。
まだこの時点で5時半。
外は真っ暗で、人通りもほとんどない場所で、いつ来るかもわからないバスを、20キロ以上の荷物を持ちながら待つというのはなかなかにスリルがある。

南米だったら襲われるだろうからこんなことはしないでおこう。
20分位待ってトラムに乗って、バスターミナルについたけどまだ6時前。
ミラノの日の出は7:38だからまだまだ寒くて暗い。
バスターミナルのカフェがあくまでの30分身体を動かして、ストレッチをしたり自分で自分の体のマッサージをしたりしながら、時間がすぎるのを待つ。

昨夜の雨で地面が濡れて、外にあるベンチももちろん濡れてるし、屋内のベンチはごみ置き場と化していて座れそうにないし、なかなかハードな朝。
時間になり待っていた人たちがゆっくりとお店に入って、カウンターでみんなが一斉に注文をする。

ケースに入ったクロワッサンはセルフサービスでお金を払う前から食べ始めている。
店員が少ないから、まず入るお客さんの注文を作ってしまってから、手が空いたタイミングでお客さんがレジに向かい支払いをする。
温かいブリオッシュとラテマキアートは、やわらかくて甘くて絶妙な美味しさでした。
朝のしあわせを噛みしめる時間。

今は、フランスのリヨンの駅で、今夜の夜行バスを待っている。
またもや、寒い(笑)