元気に生きる

enough

元気でやってます。
2月4日に日本を出て、イタリア、フランス、スペインと回り、バルセロナで盗難にあい、意気消沈するも、家族の助け、友達の助け、会ったことがない人にまで助けてもらって旅を続けています。
ペルーに入ってからも、治安の悪さにビビりながらも旅先で偶然会った友人に助けられ、共に旅をし、ついにマチュピチュまで来れました。

盗難にあって、大切なものがなくなったと思っていましたが、ほんとに大切なものは何もなくなっていなかったし、何より自分が元気に旅を続けられていることが、よかったと自分で思っています。

元気に生きる。

簡単なようで、難しく考えがちですが、笑って、ご飯をおいしく食べて、自然を感じる心の余裕を持てたら今はそれでenoughだなと思います。

マチュピチュの遺跡は600年前に、インカ帝国の人達がスペイン人の征服から逃れるように作られた街だと聞きました。
天空の都市、いつか行きたいと思っていた場所に生きているうちに来れたこともまた幸せなことだと思います。

自分の足で歩けることも実は当たり前じゃない

やりたいこと、行きたい場所に自分が行くと決めて実際に自分の目で見て、肌で感じられることもありがたいなと思います。
山の上のコロコロ変わる天気や、霧がかかって真っ白になってしまう光景や、雨が降って気温が下がり、晴れ間が見えたと思ったら一瞬でガスで見えなくなってしまったり。
自分の目で見て、匂いを嗅ぎ、肌で感じ、耳で音を聞き、空気を味わう。
自分の足でここまで登ってこれることも、当たり前のようで当たり前ではない、とてもありがたいことだと思います。

幸運にも日本という国に生まれて、親に何不自由なく育ててもらい、仕事にも恵まれ、こうして旅ができていること、なんにも当たり前じゃなくて、ありがたいことです。
ホームページも持っていない僕がコーチとして仕事ができるのも、友人がクライアントとして僕の旅をサポートしてくれたり、コーチを探しているいる人がいるからと紹介してくれる人がいたりと、まわりの心やさしい人に助けられ、生かされているだなと感じます。

つい、ひとりで旅をしている、ひとりで生きていると思いがちですが、離れていてもまわりのつながりと関係性の中に生かされているんだということを思い出します。

旅を再開して、そろそろ一ヶ月、元気にやっています。
普段いろんなカタチでサポートしてくれる友人、恩人の皆様に近況報告です。
僕のチャレンジを応援してくれる友人、先輩、恩師、家族、仲間に大きな感謝があります。

ありがとう。