旅するコーチのblog

旅するコーチのブログです。コーチングをしながら旅しています。旅をしながら感じること、思うことを発信します。

最近失敗していますか?

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ああ、なんでこんなことに

ここ数日、またもや自分が試されているというか、ショックな出来事がいくつか起こりました。
いや、ほんと旅はトラブル満載です(笑)

自分のことが情けなく思えたり、悲しくなったり、呆れてしまうようなことに直面しました。

なんでこんなことが起きたんだろうとか、どうして自分はもっと注意できなかったんだろうとか、いろんな思いがアタマをぐるぐるしていました。

自分を痛めつけたり、なんで自分は、、と責めてみても何も前進はしませんでした。
どちらかというと、自分に対してのストレスが膨らむ一方でした。

ただ、視点を変えてみると、失敗やショックな出来事も含めて、自分はこれまでやりたかったことにチャレンジしているんだよなーと、そんなことも思い出しました。

立ち直ることを学んでいる

コーチングをしながら旅をする。
暮らすようにその土地の人と触れ合いながら旅をする。
日本にいるときは全く想像していなかったことの幾つかが実現しているこの現状は悪くないなと思い直しました。

多少のトラブルやショックな出来事も、それがあって当たり前だし、すべてが順調にいくわけでもないなーと思います。

失敗をしないように慎重になることと、失敗が起きても、そこから立ち直って歩き出すことは似ているようで、違いました。
前者の失敗をしないようにと考えれば考えるほど、失敗した自分を責めたり、後悔が出てきました。
後者の、失敗しても早く立ち直って前に進もう、失敗することもあるし、それはそれとして受け止めたうえで、次の一歩をどう踏み出すかにフォーカスしていました。

立ち直るということを、練習しているんだとすると、たとえどんな失敗があろうとも、そこをひきずるよりも、気持ちを切り替えて、次に進むことを考えるようになりました。

会社で働いていた時に「最近どんな失敗をしましたか?」と聞かれたことがありました。

この問いの意図は、失敗するということは挑戦している証拠。逆に失敗を避けて自分ができることしかしていないとしたら、挑戦が少ないのではという投げかけでした。

仕事において、できるだけ失敗をしないように、怒られないようにとしてしまいがちですが、そうするとコンフォートゾーンを出ることなく、できることしかしなくなってしまいます。

それが必要な仕事、間違えないこと、失敗をしないことが求められる仕事ももちろんあると思いますが、なにか自分の枠を超えて挑戦したり、限界を超えてみようとするとき、失敗はつきものだし、うまくいかないを体験するときほど成長する瞬間もないなと思います。

なんとなくここ数日のショックから立ち直りはじめ、少しだけ自分のキャパシティが広がったように思います。
失敗は成長の種ですね。

失敗の反対は、なにもしないこと。
成功の反対も、なにもしないこと。

何か行動を起こすと変化が起きるし、それがうまくいくこともあれば、期待通りの結果にならないこともあるけど、それもひっくるめて経験という財産だなと思います。

昨日、ペルーの国境を越えてボリビアにはいりました。
相変わらず空が綺麗です。